企画展 ”digestif ,”
12/16(SAT)-12/17(SUN) 13:00-19:00 ※期間中はアポイントなしでお越しいただけます。
コース料理を食べた後に、提供されるdigestif(食後酒)。
料理を堪能した後に、香り高いアルコールをゆっくり飲みながら消化を促し、
楽しかったひとときをより心地のいい結末で幕を閉じるために用意される嗜好品。
福岡・高砂にてスウィーツとのマリアージュを提案するバー「WINE & SWEETS
tsumons(つもん)」と、18~20世紀のヨーロッパのものを中心に世界の
アンティーク・古道具を取り扱う「ATLAS」とともに、企画展を開催することとなりました。
長い歴史の中で、食物と食す行為は文学芸術作品においても
女性を暗喩する表現として取り扱われてきました。
現在Mで取り扱う「A FRUITFUL SEASON COLLECTION」も実り多き季節に
赤く染まる果実に女性を重ね合わせて名付けております。
Mデザイナー・中山路子がこよなく愛する
「WINE & SWEETS tsumons(つもん)」と「ATLAS」の美しい作品とともに、
どこか女性の痕跡を感じる食卓を題材とした2日間限りの企画展です。
企画展を介し、Mがご提案する「衣服の間接的影響力」、
そしてMの考える美しい女性像を感じていただきながら、
1年を締めくくる”digestif ”として余韻を楽しんでいただければ幸いです。
Photo : Keiichi Sakakura
香月 友紀
Wine&Sweets tsumons店主、パティシエール、ソムリエール。福岡県出身。幼少期は もっぱらママゴトに夢中。大学にて法律を専攻するものの、なにかをつくりだすことへの想いをあきらめられず菓子職人を志し、プティジュール(福岡 薬院)に弟子入り。2012年、ソムリエの資格を取得。2014年、WINE&SWEETS tsumons を 福岡 高砂にオープン。
飯村 弦太
西洋美術の輸入販売会社へ勤務を経た後、2010年千葉市にアトラスをオープン。年に6回の現地買付を行い、全国各地で展示会も開催。
「アトラスとは地図帳という意味です。人の記憶もモノも国や時代を超えてこの世界を巡ります。
アトラスは誰かの記憶とモノを結び、新たな地図の加筆の’キッカケ’ になれば、という自己中心的なロマン主義に基づいた古道具屋です」